60歳からの思い出しテスト
もの忘れ、認知症予防に
連想しましょう。文化と音楽のあの時代。
著者 | 高室 成幸 監 ケアタウン総合研究所 協力 |
---|---|
ジャンル | 健康・レシピ |
出版年月日 | 2016/05/28 |
ISBN | 9784865453317 |
判型・ページ数 | A5・160ページ |
定価 | 本体1,000円+税 |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
目次
監修 高室成幸(ケアタウン総合研究所 所長)
懐かしさと楽しさが脳を活性化させる
▽70's思い出しテスト
1979 昭和54年
1978 昭和53年
1977 昭和52年
1976 昭和51年
1975 昭和50年
1974 昭和49年
1973 昭和48年
1972 昭和47年
1971 昭和46年
1970 昭和45年
くちずさみましょう/プレイバックPART2(山口百恵) /卒業写真(荒井由美) /ひと夏の経験(山口百恵) /結婚しようよ(よしだたくろう)
▽60's思い出しテスト
1969 昭和44年
1968 昭和43年
1967 昭和42年
1966 昭和41年
1965 昭和40年
1964 昭和39年
1963 昭和38年
1962 昭和37年
1961 昭和36年
1960 昭和35年
くちずさみましょう/花の首飾り(ザ・タイガース) /こまっちゃうナ(山本リンダ)
▽80's思い出しテスト
1989昭和64年/平成元年
1988 昭和63年
1987 昭和62年
1986 昭和61年
1985 昭和60年
1984 昭和59年
1983 昭和58年
1982 昭和57年
1981 昭和56年
1980 昭和55年
くちずさみましょう/恋におちて(小林明子)
「記憶の泉」が連想配列でつながる
懐かしさと楽しさが脳を活性化させる
認知症になっても思い出に包まれて ~介護施設でビートルズ~
内容説明
「思い出す」ことが認知症を防いでくれる
ケアタウン総合研究所 所長 高室成幸
みなさんは認知症と聞いてどのような印象をもたれますか?
「自分がわからなくなるって、想像しただけで怖くなります」
「みんなに迷惑をかけるのが心配です。子どもたちに申し訳ないですね」
2025年には65歳以上の高齢者は人口の3割になり、そのうちの5人に1人が認知症になると予測されています。予備軍である軽度認知障害(MCI)も含めると、なんと3人に1人(約1000万人)というびっくりする数字です。
あなたがなるかもしれないし、あなたの家族や身内がなるかもしれません。それほど身近な病気、それが認知症です。認知症状はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症で約7割を占めます。その原因疾患は100近くあるともいわれ、その進行は発症する20年前からはじまっているものもあるといわれています。
認知症は治すことはむずかしいといわれますが、生活習慣の改善や薬物療法や非薬物療法で進行を遅らせたり、本人の生活習慣に寄り添った身近な支援があれば自分なりのペースで暮らすことはできます。
なにより大切なのは認知症にならないこと。認知症予防は、生活習慣病の改善と身体を動かす有酸素運動が有効とされています。
でももっとも大切なのは脳の活性化です。
本書は、「楽しみながら思い出しテストを解き認知症を防ぐ」ことをめざしています。誰にもものごころがついた頃からさまざまな思い出があります。父や母、きょうだいやいとこ、幼なじみや親友たちとの思い出を「心の玉手箱」にしまいこんでいます。
その玉手箱を流行語や流行歌、ヒット商品やヒットしたテレビ番組や映画などをキーワードにひもときながら、あの頃の「わたし」に再会することで脳を活性化することを狙いにしています。
みなさんの「心と脳がなつかしさであふれる」ことを願っています。