目次
▼第1章 糖尿病合併症と向かい合うための基礎知識
肥満=糖尿病は大きな誤解。日本人の糖尿病患者は太っていない
日本人は痩せているのになぜ糖尿病になるのか?
糖尿病はタイプにより原因や症状、治療法が違う
しっかりとした糖尿病合併症の知識を身につけよう
AGE(終末糖化産物)を溜めなければ糖尿病に効果があるって本当?
ヘモグロビンA1cとどのように付き合うべきか
安易な糖質制限をすると病気になりやすく、寿命が縮む
食欲を落として、体重を減らす消化管ホルモンGLP-1
▼第2章 食事の基本を覚えておこう
どう食べるか、何を選ぶかで10年後の合併症を予防する
糖尿病の人はビタミン、ミネラルが不足している
減塩し過ぎると病気になる!? 塩分の間違った常識を考え直す
家庭で簡単、糖尿病食事療法。ワンプレートで食事を管理!!
食養では、煮あずきかぼちゃが糖尿病の治療に使われる!?
バナバ茶の血糖値改善効果。お茶を選ぶときの参考に
血糖値の上昇を抑える健康油。えごま油、こめ油を使ってみよう
長生きしたいなら、白米や小麦粉パンを避けよ
糖尿病患者は食材同様、調味料にもこだわりを持とう
脂質摂取の落とし穴 摂り過ぎやすいリノール酸に注意
トランス脂肪酸を摂り続けていると糖尿病発症リスクが30%増加する
血液がどんどんキレイになる!? 梅醤たんぽぽ茶の効果とは
人体への影響がわからない添加物はできるだけ避けよう
天然のインスリンと呼ばれるキクイモは腸内細菌も正常に
タマネギの血液サラサラ効果。糖代謝の活性化と血流改善!
▼第3章 生活、運動習慣の基礎と応用
糖尿病では、メラトニン、成長ホルモンが低下している。
運動療法には有酸素運動を。一日20分以上速歩で歩く
運動をしてよい人と運動をしてはいけない人
ストレスがある限りよくならない。ストレスを溜め込まない生活を
「現実」と「想像」の区別がつかない、脳を活用して治療効果を高める!
足もみマッサージでヘモグロビンA1cが減少する!
耳の星状神経節を刺激する耳もみで糖尿病が改善!!
洗剤、歯みがき粉、石けん、シャンプーは使うものを厳選
携帯電話、スマートフォンはイヤホンマイクを使おう
肥満=糖尿病は大きな誤解。日本人の糖尿病患者は太っていない
日本人は痩せているのになぜ糖尿病になるのか?
糖尿病はタイプにより原因や症状、治療法が違う
しっかりとした糖尿病合併症の知識を身につけよう
AGE(終末糖化産物)を溜めなければ糖尿病に効果があるって本当?
ヘモグロビンA1cとどのように付き合うべきか
安易な糖質制限をすると病気になりやすく、寿命が縮む
食欲を落として、体重を減らす消化管ホルモンGLP-1
▼第2章 食事の基本を覚えておこう
どう食べるか、何を選ぶかで10年後の合併症を予防する
糖尿病の人はビタミン、ミネラルが不足している
減塩し過ぎると病気になる!? 塩分の間違った常識を考え直す
家庭で簡単、糖尿病食事療法。ワンプレートで食事を管理!!
食養では、煮あずきかぼちゃが糖尿病の治療に使われる!?
バナバ茶の血糖値改善効果。お茶を選ぶときの参考に
血糖値の上昇を抑える健康油。えごま油、こめ油を使ってみよう
長生きしたいなら、白米や小麦粉パンを避けよ
糖尿病患者は食材同様、調味料にもこだわりを持とう
脂質摂取の落とし穴 摂り過ぎやすいリノール酸に注意
トランス脂肪酸を摂り続けていると糖尿病発症リスクが30%増加する
血液がどんどんキレイになる!? 梅醤たんぽぽ茶の効果とは
人体への影響がわからない添加物はできるだけ避けよう
天然のインスリンと呼ばれるキクイモは腸内細菌も正常に
タマネギの血液サラサラ効果。糖代謝の活性化と血流改善!
▼第3章 生活、運動習慣の基礎と応用
糖尿病では、メラトニン、成長ホルモンが低下している。
運動療法には有酸素運動を。一日20分以上速歩で歩く
運動をしてよい人と運動をしてはいけない人
ストレスがある限りよくならない。ストレスを溜め込まない生活を
「現実」と「想像」の区別がつかない、脳を活用して治療効果を高める!
足もみマッサージでヘモグロビンA1cが減少する!
耳の星状神経節を刺激する耳もみで糖尿病が改善!!
洗剤、歯みがき粉、石けん、シャンプーは使うものを厳選
携帯電話、スマートフォンはイヤホンマイクを使おう
内容説明
糖尿病と合併症は治らない病気ではない。自覚して上手に血糖をコントロールすること。
医学博士・糖尿病専門医 重藤誠
厚生労働省の「2012年国民健康・栄養調査結果」で、国民の950万人が、「糖尿病が強く疑われる」、1100万人が「糖尿病予備群」と推計されました。半世紀前まではめったになかった糖尿病がここまで増えた背景には、食習慣、生活習慣の変化に加え、生活環境の汚染、労働環境の変化に伴うストレスの増大などがあり、非常に複雑な要因があります。
もはや糖尿病は、昔のイメージのような「不摂生の結果起こってくる病気」ではなく、「社会構造が変化した結果、激増した病気」になっており、個人のレベルでは解決が難しいことも事実です。
しかし、個人の力でできることはたくさんあります。糖尿病は、患者さんの知識量が多いほど経過がよいことがわかっています。生活する上で、何に気をつけたらよいのかを知っていれば、良好な血糖コントロールを行い、合併症を起こさずに、健康な人と同じように生活できます。
また、糖尿病が見つかった時点で合併症があったとしても、それを進行させることなく日常生活をおくることができます。
この点で、がんなどの他の進行性の病気と比べて克服しやすいといえるでしょう。
過去の生活習慣を振り返り、自分の健康と向き合うことで、糖尿病になる前よりも元気に生活されている方もたくさんいらっしゃいます。
本誌を手に取った方の多くは、糖尿病と診断された方か、その家族だと思います。糖尿病の治療は、アンチエイジングに通じるところもあり、糖尿病と診断されていない人にも有用です。
この機会に正しい知識を身につけ、一病息災にするチャンスにしていただけたら幸いです。