60歳からの思い出し漢字テスト
もの忘れ、認知症予防に
にっぽんの美しい四季と漢字。ただ目で読むだけでなく、大きく声に出して読んでみましょう。そして連想しながら書いてみましょう。
著者 | 高室 成幸 監 ケアタウン総合研究所 協力 |
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ジャンル | 健康・レシピ |
出版年月日 | 2015/09/25 |
ISBN | 9784865452181 |
判型・ページ数 | A5・160ページ |
定価 | 本体1,000円+税 |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
目次
春はあけぼの/夏は夜/秋は夕暮/冬はつとめて/
子どもとふるさと/色と芸事/やまとことばと歴史/平成新語/住まいと暮らし/異国ことば/慶弔/小手調べ
もの忘れと認知症の違い
「脳の活性化」で早期・初期認知症の進行を遅らせる
あとがき…監修 高室成幸(ケアタウン総合研究所 所長)
内容説明
にっぽんの美しい四季と漢字。連想しましょう
読みましょう…十六夜月、鳳仙花、薄氷、時鳥、春告鳥
書きましょう…やえざくら、けなげ、やまめ、かしわで、こいのぼり
12テーマの全1090問/
漢字から情景を連想して、もの忘れ、認知症を防ごう ---はじめに
2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると予測されています。予備軍といわれる軽度認知障害(MCI)も含めると、なんと3人に1人という驚くべき数字です。やがてあなたがなるかもしれないし、あなたの大切な家族や身内がなるかもしれません。
認知症の3大原因はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症で約9割を占めます。認知症は治すことはむずかしいといわれます。しかし進行を遅らせるために多くの試みが始まっています。その代表的なものに薬を使った薬物療法とリハビリテーションなどで脳を活性化させる非薬物療法があります。
そしてなにより大切なのは、認知症にならないために日々心がけることです。認知症予防は、生活習慣病を治療し、身体を動かす有酸素運動が有効とされています。でももっとも大切なのは脳の活性化です。楽器やカラオケは右脳を活性化させますが、本書の思い出し漢字テストは左脳を活性化させます。
本書は「楽しみながら漢字テストを解き、認知症を防ぐ」ことをめざしています。漢字は私たちの身近にあるモノやコトを表してくれる便利な文字です。本書ではにっぽんの美しい四季の情景やなつかしい暮らし、忘れ去った歴史の出来事や異国の言葉、平成の新語たちを連想できる漢字を選びました。
最初はむずかしく感じる問題も多いでしょうが、まずはチャレンジしてみましょう。でもただ目で読むだけでなく、大きく声に出して読んでみましょう。そして連想しながら書いてみましょう。心のなかにさまざまな景色や思い出がよみがえってくるでしょう。そして、数日後にまたやってみると、すらすらと解ける自分に楽しくなっている瞬間と出会えることでしょう。さらに、ご家族やお友達といっしょに解きあうことであらたなコミュニケーションも生まれることでしょう。
みなさんの「心と脳が元気になる」ことを願っています。
監修 高室成幸(ケアタウン総合研究所 所長)